ネットビジネスについて毎日考えるためのブログ

毎日1本 ネットビジネスについて考えるためのブログです。特に動画だけにこだわっていませんが、特にテレビ対ネットは一番わかりやすい構図なのでこれをURLに入れてみました。

AbemaTVは民放ではなくWOWOW, スカパーのシェアを奪うべき

どう頭をひねってもAbemaTVが民放のマーケットを取れるとは思えない。

たぶん、藤田さんも同様に無料の広告モデルで期待しているほどの売上げが立てれていないことにやきもきしているのだと思う。新経団連のインタビューでもそれが伺える。


前回のエントリーでも書いたが、民放の強みは、制作力と編成力である。
また更に付け加えるのであれば、数十年以上の歴史を持つ組織としての強みである。
スタートアップにはまねできない組織としての強みがあるから民放は
今もメディアのKINGの位置を維持しているわけだ。


書籍などではネガティブにまた過剰にタイトルを書きたてることでPVや購読者を増やそうとしているので私たちもそのような考え方になりがちだが
(例えば、放送局の崩壊!などというタイトルの本が並んでいるが、
 インパクトがあるタイトルを付けているに過ぎない)
これだけしっかりしている日本の会社のシェアを奪うことはとてもハードルが高い。


制作と編成のノウハウに組織力があるから、ホリエモンだって、
楽天の三木谷さんだって苦労したわけで、それに加えて電波は
免許制だからなおさら参入できないというわけですね。


ということで、民放の市場を狙ってもAbemaが勝つことは難しいでしょう。


ただAbemaがWOWOWやスカパーの市場で勝つということは
可能性があると思います。少なくても海外では、こういった
ケーブルテレビ(PPVや月額課金形式のテレビ市場)は
ネット企業がシェアを取っていっている
という実績があります。


NetFlixは言わずもがなコードカッターと呼ばれケーブルTVの
シェアを奪っていますし、NetFlix以外にDAZNもカナダで
NFLのスポーツのパッケージを20ドルで展開し、
ケーブルテレビの市場を奪っていっているという状態です。



Abemaが無料広告モデルで売上げを立てているイメージはまったくわかないが、
WOWOW、スカパーのモデルで成功しているモデルはイメージがわきます。
Abemaの24/7のライブ配信とザッピングの品質の高さなら、
月に1000円、2000円のパッケージがあって、それで例えばテニスチャネルとか
ラグビーチャネルとかボクシングチャネルとかがあってライブ配信
見れるというモデルなら売上げが立つイメージがわきますね。
何せ1000万ダウンロードがされているわけなので、1%の加入者でも
月に1億程度はこれで売上げが立ちます。


また月に300円の格安パッケージを出して、その代わりに広告は何度か入れる
というモデルも十分にありでしょう。
これは海外のCBSNBCなどのTV Everywhereをやっているところと
同様のモデルですね。

 

 

ちょうどDAZNがCanadaで20ドルのNFLのパッケージビジネスを始めた。

この月額課金というのはなんだかんだ言って勝ちモデルなのだ。

 

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